それでは、2次予選でポイントとなったレースレビューから行っていきたい。
レビュー(2次予選)
6R
ここは竹内雄が着実に逃げて、番手東口が絶妙の仕事で、3番手山口貴もがっちりマーク。3連複でも3倍あった。仕上がりの良かった山口貴をヒモ1点目にもってこれたかどうかが、稼げたか否かの境目。
7R
太田は引くしかできないとみていたが、なんと蕗澤とインで併走を続ける。蕗澤はギリギリまで待って先行勝負で、地元の意地を見せた。太田は、せっかく最近復調の兆しを見せていただけに、ふだんやらないようなことをして失敗。なんとももったいない結果となった。
10R
絶好調佐々木悠がじわじわ捲りを決めて1着通過。じわじわというのも、仕掛けどころがあまりよくないのもあって、加速力がインパクトに欠ける。飛んでしまうのか!?と思いながら、見ていたが、結果的には余裕の1着。好調なはずの木暮も追走いっぱい気味。
むしろ、南不発から切り替えて、自力発進、山田久の絶好調の捲り追い込みが、またしても目を見張った。わたしも完全的中でゆとりができた。
12R
清水が最高の逃げを打った。絶好調オグリューも危なげなくマークし、差し切りまで決めた。
あしたのこと(準決勝)
10R
絶好調佐々木悠が正攻法(前受け)で受けて立ちそうで。近畿は中段からワッキー弟が隙を見て、カマシ先行したいだろう。枠負けの北ラインはどうするのか。最も格下相笠が前回りだが、まさかの男先行敢行か。そうしたところで、かからなければスピードの違いから、あっさり捲られるだろう。最悪は、ワッキー弟ともがきあってしまえば、それこそ、佐々木悠に勝ってくださいのレースとなってしまうだろう。
相笠がすこしでも緩めれば、今のワッキー弟ならば、絶好のカマシ先行を見せれるだろう。
11R
最近、先行にこだわらないという発言をしている竹内雄だが、初日、2日目とずいぶんこだわってるように見える。さて、準決勝はどう考えているのか。
おそらく、南関は1枠があるので、初手で竹内雄ラインの後ろをとりにくと考えられる。つまり、渡邉ユータが斬ったあと、竹内雄がカマセば、南関ラインは、最終的に3番手がとれるからだ。
いずれにせよ、不安定要素が多いレースである。
12R
細切れ戦。唯一の3車ラインは、清水率いる中四国ライン。番手は絶好調オグリュー。清水は腹の括りもいいうえに3着で決勝進出の勝ち上がりを考えるなら、3車で好きなタイミングで踏み込んでくるだろう。ここが軸で仕方なしか。最も位置取り上手いのは、山田久だが、枠負け。厳しい戦いを強いられそうだ。