2021年、前橋競輪場において、無観客ながらG3記念競輪がナイター開催される運びとなった。
なお、今年のG1寛仁親王杯は、弥彦開催のため、ここ前橋では開催されない。
では、さっそくG3前橋記念の全貌を見ていきたい。
前橋バンクについて
バンク周長335m、見なし直線距離46.7mの超高速バンク。
平成29年度の逃げの1着率は17.4%と全国的にみても、5本の指にはいるくらい逃げきれるバンクとなっている。(日本トーター調べ)
前橋バンクのオッズ分析
前橋バンクオッズ分析(ゾーン別発生割合)
過去5年において前橋競輪ではG3が開催されていないため、今回は参考データとして、2019年10月に前橋で開催されたG1寛仁親王杯での、3連単オッズのゾーン別発生割合をチェックしておきたい。(※優勝は、村上博幸)
~10,000円未満 | 38% (G3 58.8%) (G1 43.8%) |
---|---|
10,000~20,000円未満 | 23% (G3 15.1%) (G1 17.2%) |
20,000~30,000円未満 | 21% (G3 7.4%) (G1 12.2%) |
30,000~ 10万円未満 | 17% (G3 15%) (G1 19.2%) |
10万円以上の超高配当 | 2% (G3 6.3%) (G1 7.6%) |
※表中の( )内の数字はベンチマーク・・・左が2019年開催のG3、全1896レースによるもの。右が2019年開催のG1+G2、全459レースによるもの。
今開催はG3なので、単純比較はできないが、G1の中でも前橋がいかに荒場になっているかがわかるだろう。いわゆる万車券以上が明らかに多く発生していることがわかる。
さて、G3メンバーで高配当はどのくらい発生するのか。
荒れる気配が漂っていることは否めない。
選手好調度分析
絶好調
阿部力、宿口、オグリュー、佐々木悠
展開次第で積極的に勝負したい仕上がりの選手
佐藤友、成田、渡邉一、木暮、竹内雄、神田、太田竜、渡部哲、小林泰
高配当!!期待の選手
池田良、島田竜、阿部拓、鈴木誠、藤田昌、晝田宗、木村幸
調子落ち💀
( close )