①中川…1枠だが単騎なので、基本ノープランだろう。流れが向けばいいが、最悪、9番手になる可能性も高いか。
②松浦…清水の番手から。作戦はこの男がたてるか。競輪祭を参考にするなら、セオリーに乗った作戦が濃厚なので、このメンバーなら中四国ラインは、脇本先行の3番手確保からが狙いか。うまくいけば、脇本の番手に中四国コンビがはまるシーンまであるかも。
③脇本…このグランプリ、脇本のカケイチ。
ワールドカップ1回戦では、カマシて先行逃切りを決めた。3枠ではあるが、1枠は中川なので、実際は2枠もらったに等しい。前受け、ないしは、前から2番目からの組立てが可能。
つまり、脇本のオハコであるカマシ先行がうてる。
④佐藤慎…新田の番手から。新田不発があったとしても、展開不問の中割り強襲注意。
連帯からは外せない。
⑤清水裕…脇本先行の3番手からが理想か。2枠の松浦がいるので、好位を取りやすい上、競輪祭では、あの平原を力で競り落とした。
誰と争っても、好位を取り切る可能性が最も高いのは、この男。
⑥郡司…単騎。好位置が取れればよいが、枠負け。臨機応変な対応力が高いので、連絡みの可能性は充分か。
⑦新田…大勝負では、いつも捲り一撃に賭けてきた。ワールドカップでは金メダル奪取。
例え、1本棒でも捲りきれる仕上がりだろうが、前がもつれれば、超激アツ。
そのときは、この男しかいないだろう。
⑧平原…単騎。グランプリ経験値ではダントツ。枠負けではあるが、俊敏に立ち回れば、連絡みは充分か。
⑨村上弟…脇本の番手。寬仁親王杯では、個人的に、わたしは予想的中したが、最後まで悩んだのがこの男。千切れないか否か。今回は、前が三谷ではなく脇本。まずは、世界のスーパーダッシュに千切れないことが先決。
脇本がカカッた場合、ツキバテまであるかも。
優勝に最も近く、最も遠い位置であることは間違いない。